06/29/2005

TV BSアニメ夜話<劇場版エースをねらえ!>

また始まりました、TV「BSアニメ夜話」。今日は2夜目、お題はアニメ「劇場版エースをねらえ!」です。

この作品、冒頭のナレーション「岡ひろみ、云々……雨の日はゴエモン蹴飛ばす」ってとこ覚えてるんで、たぶん観てるはずなんですが……。

むむむむ〜^^

ぐふっ……、アニメ「劇場版エースをねらえ!」また見てぇ〜ぞ〜!!
TV「BSアニメ夜話」<劇場版エースをねらえ!>の回を観終わった後の、ココロの叫び再びでした^^

と思ったら、BS夏休みアニメ特選の枠で、BS2 7/28 AM9:27放送予定だそうで。
じゃ、それ待と。

でも「映画クレヨンしんちゃん オトナ帝国の逆襲」まだ見てない私……

明日の最終話は「映画版マクロス」か。あら公式HP、ゲスト未定のままなんですけど^^

で、TBは、小説「歌う船」シリーズの紹介されてて、思わずコメントしたブログ「tracker's burrow」by. Aaさんのエントリ「BSアニメ夜話」へ。
いろいろ趣味あうところあるみたいで^^ 今後ともよろしくです〜!

ここ、あんまり更新してないけど……(冷汗)

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05/14/2005

映画「エッジ・オブ・アメリカ」

5/12にNHKBS2で放映された映画「エッジ・オブ・アメリカ」、今日見ました。
しぶ〜い。よかったです。

アマゾンで検索しても出てこないんで、ちょっと粗筋を。

アフリカ系アメリカ人ケニーが先住民居住地域の高校に先生として赴任してくる。閉鎖的ともいえそうな町の生活にギクシャク。女子バスケのコーチを引き受け、万年負け負けチームを指導してゆくことに。チームがうまくなり勝ち進んでゆく中、先住民の問題にぶつかり、そして自分自身の黒人問題にも……。

メインストーリーは、まあよくある「ダメチームが新コーチを迎え、埋もれてた才人を引っ張り出し、勝っていって……」ってもので、手堅くまとめてます。

一方、個々のエピソード・カメラワークは、かなりざっくりとした荒さがあり、それがなんとも私にはぴりりと深く印象に残ります。

南米のような光景の中、キリスト教にまったく関係ない「アメリカのはしっこ」の地でのクリスマスのエピソード。
シューズがかかった送電線。

う〜ん、しぶしぶです!

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03/30/2005

TV「BSアニメ夜話」<映画クレヨンしんちゃん オトナ帝国の逆襲>

TV「BSマンガ夜話」の、マンガ「自虐の詩」の回のときは、もうすでに読んでたんで、よかったけど……

むむむむ〜^^

ぐふっ……、アニメ「映画クレヨンしんちゃん オトナ帝国の逆襲」見てぇ〜ぞ〜!!

TV「BSアニメ夜話」<映画クレヨンしんちゃん オトナ帝国の逆襲>の回を観終わった後の、ココロの叫びでした^^

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03/27/2005

DVD「ナイト・オブ・ザ・リビングデット 死霊創世記」――リメイク

ほいで、2本目。
DVD「ナイト・オブ・ザ・リビングデット 死霊創世記」です^^

いえ、何で今更1990年のザビーニ監督リメイク版(元は、1968年ロメロ監督「ナイト・オブ・ザ・リビングデット」)を見ようと思ったかというと、本「別冊宝島457 もっと知りたい ホラーの愉しみ!」を読んだためです^^

それぞれの概略は、リンク先で。

本「ホラーの愉しみ!」はホラー小説・ホラー映画を論考の材料として「吸血鬼」「ゾンビ」等を考察した評論集です。
また たまたま図書館で借りてきて、私が漫然と読んだり見てたホラー映画・小説にある種の鑑賞基準っていうか、鑑賞の上でのひとつの”たたき台”をもらったというか、私なんかは「ふむふむ^^」と感心しながら読みました。

その「ゾンビ」考察の章で、サビーニ監督のリメイクにもちょっと触れてて、興味が出てきて借りてきました。

また、そんなに意図したわけじゃないんですが、借りたDVD3本とも、ここに書こうとしたとき、私には、原作とその映画化、元の映画とリメイク版について考えさせられる作品だったんで、前回・今回・次回のエントリの題名に「――映画・TVとその原作」「――リメイク」やら付け足してます。

見ての感想は、リメイク作品としていい出来だと、私は思いましたし、これからどちらかでも見てみようと思う方には、私はですが、サビーニ版リメイクの方をお薦めしておきます。
(ホラーが苦手な方には、勿論両方お薦めしませんが^^)

何でそう思ったのかは……

以下、力いっぱい「ネタばれモード」で書きます。
ロメロ版・サビーニ版を未見な方は、ご遠慮ください。












私的には、違いはやっぱり――

ロメロ版:
主人公は、黒人男性 であり
主人公の理不尽なまでのあっけない死と、社会のゾンビへの対応、ひいてはゾンビ自体 は黒人・被差別者への差別の暗喩

ザビーニ版:
主人公は、冒頭で襲われた女性 であり
ゾンビ化してしまう(元の作品の主人公)黒人男性の完全な死^^と、社会のゾンビへの対応、ひいてはゾンビ自体 は被差別者というか一旦差別すると徹底的な扱いをするということへの暗喩

――と思えました。

ロメロ版ではかなり黒人差別の暗喩に力点が置かれていて、これが、ロメロ版をホラー映画の古典として評価する大きなポイントであることは、「ホラーの愉しみ!」の中で、公開された同年にキング牧師暗殺があったこと等で考察されています。黒人主人公のラスト、ゾンビと間違えられての死というが、まさにその理不尽さを表してます。

ロメロ版を見たのは、かなり前ですが、勿論ラストが黒人差別の暗喩であることは感じましたが、このリメイクを見て、逆に「自分は、あんまり黒人差別自体にはそれほどインパクトを受けてなかったんだな」とあらためて気がつきました。
ロメロ版も、好きな作品です。
しかし、私が気にいってたのは「社会の、一旦差別されたものへの容赦ない仕打ちへの嫌悪感」を表現した部分だったようです。

サビーニ版では、主人公が女性になり、性格的に強くなったことが強調されてたように思いますし、まあ映画「エイリアン」のシガニー・ウェバーのような、実際強いヒロインって面がリメイク版の売りでもあったかもしれません。
しかし、ああいう主人公の方が、いまやそんな珍しくない「強いヒロイン」って側面以上に、「社会の、一旦差別されたものへの容赦ない仕打ちへの嫌悪感」をより強調するために効果的であり、主人公が一人家から脱出する中、人形を抱えるゾンビに憤り叫ぶエピソード、家で生き残った人への仕打ちなどのエピソードを加え、私がロメロ版で高く評価していた部分を全面に出したラストには「確かにリメイクされる意義がめいっぱいあったな」と、サビーニに拍手しました。

「アメリカの、テロ対策に協力しない国は、テロ支援国扱い?」「チェチェンのあれは、テロ? 独立運動?」などの昨今の情勢を、まあ私もニュースでしか知らないんで、あれこれいうつもりはありませんが、黒人差別に限定した見方がされてしまいかねないロメロ版より、サビーニ版の方がテーマとして普遍性があるといえるかもしれません。

ロメロ版ゾンビ3部作最終章、映画「死霊のえじき」では、主にゾンビを研究する科学者に象徴される「理知的に”いっちゃってる”」ゆえのゾンビへの所業に、思わずゾンビに肩入れしたくなり、ラストに思わず拍手を送っちゃいたくなったりと、このシリーズはかなり露悪的ではありますが、一貫して人のココロの中の暗黒面を浮き彫りにしてゆきます。
まさに「社会の、一旦差別されたものへの容赦ない仕打ち」への”恐怖”映画として――

ああ、ロメロ版「ゾンビ」のリメイク版「ドーン・オブ・ザ・デッド」見ちゃおうかな?^^

もしかして、映画「死霊のえじき」もリメイクされるんかな?^^
(私は、見終わった後いいようもない圧倒的な無力感に襲われる、たびたび見る気はとても起きないけどインパクトが強烈な「死霊のえじき」が一番好き^^)


次はたぶん、DVD「イノセンス」――原作あり映画その2 の予定^^
PS.やっぱり「DVD「イノセンス」――原作あり映画その2」はやめておきます、うまくまとまらん^^

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03/26/2005

DVD「APPLESEED」――映画・TVとその原作

相変わらず、サッカーにあれな私は、昨夜はDVD3本立て^^見ておりました。
その店では、金曜に旧作を借りると一本100円なもんで^^

で、まあ一本ずつ感想などをエントリに上げてきます。

DVD「APPLESEED」(内容説明は、またしません^^ リンク先参照)

あんまりアニメ技術に詳しいわけじゃないけど、一応フルCGアニメなのかな?
公開当時の宣伝文句では、そんな感じと思いましたが。

フルCGってことで、映画「ファイナルファンタジー」のような、素直に役者使った方がよかったんじゃ、まず何より存在感が全然希薄で……うう、なんか居たたまれなくて見てられない、って へなへな感をちょっと想像してましたが、表現がずっとアニメよりだし、思ったより陰影処理に違和感がないんで、ちょっと変わったアニメ^^って感じで見れました。

映像的にはかなりの迫力で、素直に驚けましたし、お話もまあうまくまとめている方かなと思いました、この尺なら。

原作と他のメディアのというか、大抵映画・TVとその原作かな、まあいろいろ考え方があるとは思いますが、私のスタンスを書いておくと――

私はですが、映画・TVとその原作は、まったく別物と思ってます。
ただし、原作を知っている鑑賞者からは、原作との比較を露骨にされるもの、でもあると思います。
その上で、そのメディアとして面白い・ぐっとくる なら、リメイク作としても成功な気がします。

原作のマンガ「アップルシード」で、強いていうと、主に2巻の映像化……になるのかもしれないけど、うむ〜……それでもかなり違いすぎるか。

原作からは、主人公デュナンの母の設定、その母への想い、行政院の立場・軍等が新たに設定されてますが、……私にはですが、違和感ありまくり・改悪かなと。

先に書いたように、まったく別物と考えてますし、原作至上主義ではまったくなく――
単純に、原作とそのリメイクでお話しを比較して、私は原作の方が設定・キャラクターをより生かしている・うまく使えていると、この場合思えるということです。

また原作の多脚砲台の起動・暴走の理由を、私は原作(特に2巻)の面白さの大きなポイントとも考えてますので……
映画版のファンの方にはあれですけど……

次はたぶん、DVD「ナイト・オブ・ザ・リビングデット 死霊創世記」――リメイク の予定^^

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03/04/2005

TV「BSマンガ夜話」

えーと、1年に4回と季刊誌のような不思議なサイクルで、NHKBS2深夜11時頃やっている番組です。

シリーズ第1弾が1996年8月からで、今32弾ですから、なんやかやと続いてますし、人気もあったと思います^^
エロイカの回では、いしかわ氏の言動にファンから激しい抗議があったとかなかったとか……^^
私一応、全部見てるはず、です^^

公式HPへのリンクは左下にあります。どんな番組かは、そこ参照で^^

単純なマンガ読者であった私が、作者>編集という流れのシステムと作品との関係や、マンガ家の考え方(主にいしかわ氏から)、今っぽい?評論家的考え方(主に、大月さんや岡田さんから)、表現論・マンガ史的な見方(主に、夏目さんから)等々いろいろ刺激を受けた番組でした。

NHKの4月からの番組改変で、BS1がニュースチャンネル化することに伴い、BS2にBS1の番組が流れてくる関係で、今回の32弾で一応のピリオドのような気配です。むむ〜、残念です〜。

紹介ってとこでは――

ムック?「BSマンガ夜話 ニューウェーブセレクション

DVD「BSマンガ夜話 大友克洋/童夢

この記事を書く際、ググって、なるほろ〜と思ったブログがあったんで、トラックバックしてきます。
ブログ「切られお富!」のエントリ「『BSマンガ夜話』&『BSアニメ夜話』」です。

この番組では、少女マンガへのアプローチの仕方とか、世代間の読まれ方とか、情報の受け方・捕らえ方という「マンガにおけるリテラシー」に関した話がいっぱい出てきました。

マンガ「あしたのジョー」のラストシーンを、どう読むか?
突然終わりになって、広げたままの大風呂敷に、「人気なかったか〜、むむ〜、あの大風呂敷、もしかしてこんなだったかな〜」と妄想したり……
マンガ「ドラゴンボール」の引き伸ばし連載に、人気シリーズの悲哀を感じたり……

うん、ホント、マンガ文化もまた、今の、あるいは今後の日本人の思考のベースにあるとすれば、リテラシー、高いんだと思いますね〜

本日で終わってしまうかもしれない、この番組続けてほし〜、NHK〜

______________________________________

って上までは、マンガ「鋼の錬金術師」の回の前に書いておきました。

で、今は翌日金曜。

いしかわ氏のHPに「まだ取り上げてない漫画は山ほどあるから」ってあるんで、番組継続を期待したいけど……。

なんだか、最終回として見ても、それなりにそれなりって感じで、なんかどきどきしてしまいましたよ。

そもそも今回のラインナップで、「鋼の錬金術師」は、やけに今時なセレクションだなと思っていました。

で、みなさんべた褒め、メディアミックス・月刊誌での成功等々……。

最終回なんじゃと、疑惑?の目で見てた私には、「これで番組も終わりますが、これからのマンガ界にも、新たな潮流が生まれてます。例えば、この『鋼の錬金術師』ですぅ〜!!」ってニュアンスを感じてしまう……ってのは、あまりに悲観的?!!

あんまりしたことありませんでしたが、マンガ夜話のHPの「ご意見・ご感想募集中 ! 」フォームに「続けて〜」って書き込んでしまいました〜

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02/27/2005

DVD「ロッキー・ホラー・ショー」

なんかコメントつくと、そっちの方向に指向がすぐ流れちゃう、小市民 せきぐち(仮)2号です。

そんなに映画見てるわけじゃないですが、前回ぱっと浮かんだこっちの「かると映画」にコメントついたもんで、連想で^^

向こうのでパッと浮かぶのは――

やっぱり映画「ロッキー・ホラー・ショー」かな〜

一回だけだけど、浅草だったかの、いわゆるこれの「上映祭り」?に行ったことあるし^^

楽しかったなぁ〜
確か仮装の人から映画館の外で、投げる為のもの渡されたり、当然スクリーンの前で大騒ぎ、「はい、皆さんも〜」みたいなノリだったけど、さすがに初めてだったんで、踊る勇気はなかったですが……
サントラもレンタルして、テープにあったはず^^

なんのこと?と思われる方も多いかもしれませんが、この映画、参加型の上映会になるんで昔から有名で、上映中は登場人物と同じ怪しげな格好した人が場内を徘徊し、スクリーンの前で、登場人物と一緒に踊り、客席の人も踊る〜みたいなノリのライブっていうか「ですこ」になっちゃうんですね〜、映画館が^^

トラックバックでも、そこらへんのことを書いてる
ブログ「シャッターサロン」さんの記事
ロッキーホラーショーのライブイベントに行ってきた」にリンクつけておきます。
(勝手にしちゃってすいませんね、ぼま〜んさん。楽しそうだったんで、つい^^)

ああ、まだ上映会やってるんかな? 浅草のときですでに、なんか版権の問題だかで、これから上映会できなくなるかもとか言ってたような気がするんだけど^^
まあ今は地方在住ですから、たぶん行けないでしょうけどね。

この間映画「ハウル」の映画館で盗み撮りした違法DVDで、席を立った人影まで写ってる……なんてニュースがありましたが、この「ロッキー・ホラー・ショー」だけは、音楽でライブCDがあるように、ちゃんと撮影された上映会場の様子を「込み」にした(例えば特典映像とか、別トラックに上映中のお客さんの騒ぎようも収めたような)「ライブ版」があったら、楽しいかも〜と私思うんですけど^^

どうっすかね、20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパンさん?^^


なんだかもう、このブログは、すっかし「なつかしの××について遠い目をして書くブログ」と化してます〜^^

ps.
DVD「ロッキー・ホラー・ショー プレミアム・エディション」とかでは、「劇場体験スイッチ」「観客参加ガイド・スイッチ」「レスポンス・スイッチ」とかついてるみたい^^
さすがです、20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパンさん!

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02/26/2005

DVD「お茶の子博士のホラーシアター」

またブログをふらふらしてて――

おおおおおおお、な、懐かしすぎる〜

ろんぐろんぐ たいまご〜♪

「もんもんドラエティ」なるTV番組がございました。

1時間枠で故・岸田森らのコント番組?です。まだ売れる前の山田邦子なんかも出てたような気がする……
テレビ東京らしいですが、地方の私はどっかの局の深夜放送でしたね。
その合間に「お茶の子博士のホラーシアター」ってコーナーがありまして、正直度肝を抜かれたもんです。

アマゾンなどでは「内容が過激」みたいなアオリですが、当時私が驚いたのは、素人の8mmムービーをTVで見れたことでした^^

まだ素人だった手塚眞さん(手塚治虫さんの息子さん)が1コーナーを持って、毎週テレビで見られるなんて……当時の状況では、かなり冒険企画だったと記憶してます。
今はアニメ「ブラックジャック」毎週やってますが^^

欲しくなってきましたが……私の財布くんがうんとは言わないでしょう^^

PS.

DVD「押井守シネマ・トリロジー 初期実写作品集」¥21,000 の中にはありますが、押井守さんの映画「トーキング・ヘッド」の別売り……
長嶺高文さんの映画「ヘリウッド」、DVD化しないかなぁ〜……

あやしい かると映画も好きな私……

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02/05/2005

TV映画「スタンド」

けっして「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ー!!」じゃありません^^

レンタルビデオ屋さんだと、ホラーコーナーとかスティーブン・キングコーナーなんかに並んでるでしょう。私は、何年か前にNHKBSで放映したのの録画を観てます。1994年作品。

題名はアマゾンだと「スタンド」になってるけど、放映時のタイトルは「スティーブン・キングのザ・スタンド」
ちなみに原作の文庫本のタイトルは、「ザ・スタンド」
映画ではなく、向こうのテレフィーチャー作品で、確かビデオ上下巻で5時間くらいの大作です。でも原作が文庫本で5巻という分量を考えれば、それのほぼ忠実な映像化なんで、当然ともいえますが。

今回の見直しで、たぶん4回目くらいかな。
うう、ほんにいいですわぁ〜
(私は)ラスト、静かに泣けます〜!

粗筋は――

アメリカ本土。軍で開発してた兵器用インフルエンザの突然変異が漏洩。致死率99%・治療法なしのそれは、軍の封じ込め作戦も空しく、全土に拡散・蔓延。あっという間に北米は死の地になった……
その災禍のあと、生き残った人々もいた。その人々は例外なく不思議な夢を見ていた。「暗闇の男」「顔のない男」と呼ばれるもの、あるいは、黒人の老婆が出てくる夢。
人はそれぞれに導かれ、2つの集団に別れてゆく。
やがて――その2つの集団は、生き残りをかけた、この地に「立つもの」を決する争いになだれこんでゆくことに……

粗筋だけ書くと、そんなに新鮮味は感じられないかもしれませんが、けど、でも、ホント今見ても、いいですわ〜!!

スタイルは群像劇タイプ、必然パニック物の体裁で、キングの映像化作品の中でも、ホラー度がかなり低くなってて苦手な方にもお薦めできますし、またキングの原作の大ファンな私には、数多くあるキングの映像化作品の観るも無残なありさまの中で、ほぼ唯一今でも繰り返し観たい作品なような気がします。

原作キングの文体はかなり癖があり、あわない人もいるだろうなと思いつつも、やっぱり小説で味わうのがベストとは思いますけどねー^^

もひとつまた、夢・導くもの・伝染病等の共通点からも、キング原作の「ドリームキャッチャー」は、これの焼き直し・セルフカバー的なものを感じますね、正直。映画は観てませんが、原作ではやっぱりこっちに軍配が上がると、私的には。

――見よ 蒼ざめた馬を
その背にまたがるものは 死だ――
肉親の死、町・都市の死をただ嘆き、ただ生きてゆく人々。 紆余曲折を経て、出会い、闇と光の2つに別れてゆく人々。 そして、それぞれ己の信念の元、向こう側を倒さなければならないと決意し命を賭して旅をし、また出会い……最後に「立っているもの」たちは?

超自然的な邪悪な力・光の力も行使される。しかし、迷いながらも、信念を力に変え信頼を必死に紡いでゆく、普通の人の力が、私には一番まばゆく見える。


おぅ、今回我ながらマジっすわ

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01/26/2005

テレビ「THE・少女マンガ!」<「生徒諸君!」>

うと、公式HP?は、
こちらの「THE・少女マンガ! 第2弾」から^^
2日目は、「生徒諸君!」 作: 庄司陽子

前にも書きましたが、マンガ「生徒諸君!」手元にはありませんで、番組で挟み込まれるエピソード紹介で、思い出しました。

とともに、「初音ちゃんの××」のとこなんかで、昔読んだときも「うう……きっつい展開なや〜」と引き気味だったこととか、作品全体説教くささを感じつつ、ともあれ読んでたことも思い出しました。

でもこの番組で、庄司さんの話しっぷりが妙にナッキーちっくなのを見てて――
あうう、自分の中の胡散臭い部分が、説教くささを感じ否定的な印象を、そして一方、自分の中のある種の理想主義的な部分が、この作品に強い引力を感じてたんだな〜。なんだかんだで、全巻そろえたし^^
――と。むふ〜。

なんか、私、何書いてんだろうと思いつつも、まあ^^

今晩は、「エロイカより愛をこめて」 作: 青池保子 でっす〜

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