TV「BSアニメ夜話」<映画クレヨンしんちゃん オトナ帝国の逆襲>
TV「BSマンガ夜話」の、マンガ「自虐の詩」の回のときは、もうすでに読んでたんで、よかったけど……
むむむむ〜^^
ぐふっ……、アニメ「映画クレヨンしんちゃん オトナ帝国の逆襲」見てぇ〜ぞ〜!!
TV「BSアニメ夜話」<映画クレヨンしんちゃん オトナ帝国の逆襲>の回を観終わった後の、ココロの叫びでした^^
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TV「BSマンガ夜話」の、マンガ「自虐の詩」の回のときは、もうすでに読んでたんで、よかったけど……
むむむむ〜^^
ぐふっ……、アニメ「映画クレヨンしんちゃん オトナ帝国の逆襲」見てぇ〜ぞ〜!!
TV「BSアニメ夜話」<映画クレヨンしんちゃん オトナ帝国の逆襲>の回を観終わった後の、ココロの叫びでした^^
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ほいで、2本目。
DVD「ナイト・オブ・ザ・リビングデット 死霊創世記」です^^
いえ、何で今更1990年のザビーニ監督リメイク版(元は、1968年ロメロ監督「ナイト・オブ・ザ・リビングデット」)を見ようと思ったかというと、本「別冊宝島457 もっと知りたい ホラーの愉しみ!」を読んだためです^^
それぞれの概略は、リンク先で。
本「ホラーの愉しみ!」はホラー小説・ホラー映画を論考の材料として「吸血鬼」「ゾンビ」等を考察した評論集です。
また たまたま図書館で借りてきて、私が漫然と読んだり見てたホラー映画・小説にある種の鑑賞基準っていうか、鑑賞の上でのひとつの”たたき台”をもらったというか、私なんかは「ふむふむ^^」と感心しながら読みました。
その「ゾンビ」考察の章で、サビーニ監督のリメイクにもちょっと触れてて、興味が出てきて借りてきました。
また、そんなに意図したわけじゃないんですが、借りたDVD3本とも、ここに書こうとしたとき、私には、原作とその映画化、元の映画とリメイク版について考えさせられる作品だったんで、前回・今回・次回のエントリの題名に「――映画・TVとその原作」「――リメイク」やら付け足してます。
見ての感想は、リメイク作品としていい出来だと、私は思いましたし、これからどちらかでも見てみようと思う方には、私はですが、サビーニ版リメイクの方をお薦めしておきます。
(ホラーが苦手な方には、勿論両方お薦めしませんが^^)
何でそう思ったのかは……
以下、力いっぱい「ネタばれモード」で書きます。
ロメロ版・サビーニ版を未見な方は、ご遠慮ください。
以
下
ネ
タ
ば
れ
が
あ
り
ま
す
私的には、違いはやっぱり――
ロメロ版:
主人公は、黒人男性 であり
主人公の理不尽なまでのあっけない死と、社会のゾンビへの対応、ひいてはゾンビ自体 は黒人・被差別者への差別の暗喩
ザビーニ版:
主人公は、冒頭で襲われた女性 であり
ゾンビ化してしまう(元の作品の主人公)黒人男性の完全な死^^と、社会のゾンビへの対応、ひいてはゾンビ自体 は被差別者というか一旦差別すると徹底的な扱いをするということへの暗喩
――と思えました。
ロメロ版ではかなり黒人差別の暗喩に力点が置かれていて、これが、ロメロ版をホラー映画の古典として評価する大きなポイントであることは、「ホラーの愉しみ!」の中で、公開された同年にキング牧師暗殺があったこと等で考察されています。黒人主人公のラスト、ゾンビと間違えられての死というが、まさにその理不尽さを表してます。
ロメロ版を見たのは、かなり前ですが、勿論ラストが黒人差別の暗喩であることは感じましたが、このリメイクを見て、逆に「自分は、あんまり黒人差別自体にはそれほどインパクトを受けてなかったんだな」とあらためて気がつきました。
ロメロ版も、好きな作品です。
しかし、私が気にいってたのは「社会の、一旦差別されたものへの容赦ない仕打ちへの嫌悪感」を表現した部分だったようです。
サビーニ版では、主人公が女性になり、性格的に強くなったことが強調されてたように思いますし、まあ映画「エイリアン」のシガニー・ウェバーのような、実際強いヒロインって面がリメイク版の売りでもあったかもしれません。
しかし、ああいう主人公の方が、いまやそんな珍しくない「強いヒロイン」って側面以上に、「社会の、一旦差別されたものへの容赦ない仕打ちへの嫌悪感」をより強調するために効果的であり、主人公が一人家から脱出する中、人形を抱えるゾンビに憤り叫ぶエピソード、家で生き残った人への仕打ちなどのエピソードを加え、私がロメロ版で高く評価していた部分を全面に出したラストには「確かにリメイクされる意義がめいっぱいあったな」と、サビーニに拍手しました。
「アメリカの、テロ対策に協力しない国は、テロ支援国扱い?」「チェチェンのあれは、テロ? 独立運動?」などの昨今の情勢を、まあ私もニュースでしか知らないんで、あれこれいうつもりはありませんが、黒人差別に限定した見方がされてしまいかねないロメロ版より、サビーニ版の方がテーマとして普遍性があるといえるかもしれません。
ロメロ版ゾンビ3部作最終章、映画「死霊のえじき」では、主にゾンビを研究する科学者に象徴される「理知的に”いっちゃってる”」ゆえのゾンビへの所業に、思わずゾンビに肩入れしたくなり、ラストに思わず拍手を送っちゃいたくなったりと、このシリーズはかなり露悪的ではありますが、一貫して人のココロの中の暗黒面を浮き彫りにしてゆきます。
まさに「社会の、一旦差別されたものへの容赦ない仕打ち」への”恐怖”映画として――
ああ、ロメロ版「ゾンビ」のリメイク版「ドーン・オブ・ザ・デッド」見ちゃおうかな?^^
もしかして、映画「死霊のえじき」もリメイクされるんかな?^^
(私は、見終わった後いいようもない圧倒的な無力感に襲われる、たびたび見る気はとても起きないけどインパクトが強烈な「死霊のえじき」が一番好き^^)
次はたぶん、DVD「イノセンス」――原作あり映画その2 の予定^^
PS.やっぱり「DVD「イノセンス」――原作あり映画その2」はやめておきます、うまくまとまらん^^
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相変わらず、サッカーにあれな私は、昨夜はDVD3本立て^^見ておりました。
その店では、金曜に旧作を借りると一本100円なもんで^^
で、まあ一本ずつ感想などをエントリに上げてきます。
DVD「APPLESEED」(内容説明は、またしません^^ リンク先参照)
あんまりアニメ技術に詳しいわけじゃないけど、一応フルCGアニメなのかな?
公開当時の宣伝文句では、そんな感じと思いましたが。
フルCGってことで、映画「ファイナルファンタジー」のような、素直に役者使った方がよかったんじゃ、まず何より存在感が全然希薄で……うう、なんか居たたまれなくて見てられない、って へなへな感をちょっと想像してましたが、表現がずっとアニメよりだし、思ったより陰影処理に違和感がないんで、ちょっと変わったアニメ^^って感じで見れました。
映像的にはかなりの迫力で、素直に驚けましたし、お話もまあうまくまとめている方かなと思いました、この尺なら。
原作と他のメディアのというか、大抵映画・TVとその原作かな、まあいろいろ考え方があるとは思いますが、私のスタンスを書いておくと――
私はですが、映画・TVとその原作は、まったく別物と思ってます。
ただし、原作を知っている鑑賞者からは、原作との比較を露骨にされるもの、でもあると思います。
その上で、そのメディアとして面白い・ぐっとくる なら、リメイク作としても成功な気がします。
原作のマンガ「アップルシード」で、強いていうと、主に2巻の映像化……になるのかもしれないけど、うむ〜……それでもかなり違いすぎるか。
原作からは、主人公デュナンの母の設定、その母への想い、行政院の立場・軍等が新たに設定されてますが、……私にはですが、違和感ありまくり・改悪かなと。
先に書いたように、まったく別物と考えてますし、原作至上主義ではまったくなく――
単純に、原作とそのリメイクでお話しを比較して、私は原作の方が設定・キャラクターをより生かしている・うまく使えていると、この場合思えるということです。
また原作の多脚砲台の起動・暴走の理由を、私は原作(特に2巻)の面白さの大きなポイントとも考えてますので……
映画版のファンの方にはあれですけど……
次はたぶん、DVD「ナイト・オブ・ザ・リビングデット 死霊創世記」――リメイク の予定^^
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九州の地震で被災された方、お見舞い申し上げます。
ここのとこ多いですね。
ってことで、家族で話して、災害時持ち出し用品?っていうか、あのろうそくやら乾パンやらの入ったセットを買いにいきました。
いい天気なんでまたチャリンコで。前に書いたように、うちはちょっとゆくと田園地帯。その手前に高校があるんですが……。
野球のユニフォームを着た若人が掛け声とともに、バッティング練習してました。
ネット裏にはOBと思しき方々3・4人が陣取り、じぃ〜と練習を見てます。
まあ見慣れた光景ですが、季節的にグラウンドに雪がなくなったんでってのもあり、チャリンコ乗ってても手袋が要らないってのも、なんかいい感じです。
で、田んぼを突っ切り、馬鹿でかいホームセンターでうろうろしてやっとブツをみつけ、8000円もして「お高いのね」と思いつつ購入し、また田んぼにさしかかると――
田んぼの一角を畑にしたところに耕運機が入っていきました。土を掘り返したりして空気を入れるんでしょうか?
雲ひとつない空には、3分の2ほどの月がぽっかり。
やっとうちの近所も、春めいてまいりました。
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香月 日輪 (著) YA!ENTERTAINMENT
このところ、またゲームしたいよ熱に囚われになって、ブログをサボってた せきぐち(仮)2号です。いえ、ゲームはまだまだ終わってませんが、一冊読んだんで^^
内容は、また左の「@niftyBOOKS」で。あんまり書いてないけど、それと題名読めば、大体内容は予想できるでしょう。
著者は、私は初めて読む方です。図書館で、題名と表紙だけ見て、何となく借りてきました。
前半。
少々ストレートな成長物語な気もしましたが、読んでて気持ちよかったんで、さくさくと。
で、中盤以降、まさに今日的な事柄も出てきますが……今の子(「対象: 小学5−6年生 中学生」となってます)なら、全然平気なんでしょうかね、私はおっさんだからいいけど^^ まあお話の流れも、今の子だから読んでほしいって方向ですけど。
さらりと書かれてますが、その事柄のどぎつさと、前半・終わり近くの、こうなんて言葉にしたらいいのかわかりませんが、設定の悪い意味じゃない「甘い」部分とを考え合わせると、私の感覚だと「おしい、ちょっとぶれたかも」って思いました。
しかし読み終わって、続き読みたいかといえば、私はおじさんだし、いろいろ魅力的なキャラクターの大半が登場ってだけで終わってるし、ともあれ読みたいです^^ たぶん次から図書館に行った時に捜す本のリスト上位ですです。
むむー……
ええ、またまた かみんぐあうと しときますよん。
また、いい年のおっさんが泣きましたよ、中盤・ラストとも〜〜^^
がんばれ〜、夕士〜!^^
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横溝正史 著
孫のじゃなく^^本家本元、言わずと知れた 名探偵金田一耕助シリーズの一作。
私が中学の図書館で借りて読んで以来だから、実にうん十年ぶりの再読です^^
まあ金田一シリーズ、全部読んだわけじゃないけど、これだけは今でも犯行も犯人もその動機も覚えてて、ってことはたぶん一番驚いた・印象深かったんだろうし、主だった中では、私一番大好きですね〜
今頃なぜ再読したかといえば、以前ここに書いた都筑道夫さんの評論「黄色い部屋はいかに改装されたか?」の第一部で、「本陣殺人事件」「悪魔の手毬歌」「犬神の一族」あと「蝶々殺人事件」だったかな、横溝さんの代表作の中でも抜きに出ているみたいな件があって、機会があれば読み返そうと思ってたもんで。
上記のようにかなり覚えてるんで、犯行や展開自体を楽しく読むのではなく、どちらかというと、ここでこの伏線張ってて、ここでミスリードしてって横溝さんの手腕や、完成度の高さの再確認ってな読み方に。
少々古びたところもあるが、私は、ひじょ〜に完成度高いとあらためて思いました。これだけ派手な事件が、きれいに収まるこの感じ、いいです〜
例えれば、かなり派手で1ピース1ピース自体がケレンみがあって、これでまとまるの?と思えても、組み合わせれば、最終的に見事な一枚絵・ジグソーパズルにまとまる感じかな。
たしか佐野洋さんの評論「推理日記」に書かれてたと思いますが――
一般的な評価で、横溝作品はおどろおどろしいとのことだが、その「おどろおどろしい」事件を、最終的に金田一が象徴する「理性」が制するところが、ある種のメッセージになっている。(かなりうろ覚えですが)
――みたいな指摘がありましたが、
第二十五章 封建的な、あまりにも封建的な
って章の名前にも、「確かに〜!」と納得。
戦後、「本陣」の好評を受けて書かれたこれも、新しい日本に期待するって意味合いもあるんだろうな〜と。
かの手塚治虫さんが、敗戦直後荒廃した大阪で「マンガが書ける!」と喜んだエピソードを思い出しました。
ともあれ……有名な作品ですが、京極さんの例のシリーズなんかと時代同じですし、未読な方には、まだまだ驚けると思うんで、お薦めしておきます〜
あ、ちなみに市川崑監督の映画「獄門島」は、たぶん小説が有名だからか、わざと犯人が変わっています。が、やっぱし、これは犯人変えちゃあ……面白くするのは難しいでしょ、市川さんといえども^^ 映画はお薦めしません^^
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えーと、1年に4回と季刊誌のような不思議なサイクルで、NHKBS2深夜11時頃やっている番組です。
シリーズ第1弾が1996年8月からで、今32弾ですから、なんやかやと続いてますし、人気もあったと思います^^
エロイカの回では、いしかわ氏の言動にファンから激しい抗議があったとかなかったとか……^^
私一応、全部見てるはず、です^^
公式HPへのリンクは左下にあります。どんな番組かは、そこ参照で^^
単純なマンガ読者であった私が、作者>編集という流れのシステムと作品との関係や、マンガ家の考え方(主にいしかわ氏から)、今っぽい?評論家的考え方(主に、大月さんや岡田さんから)、表現論・マンガ史的な見方(主に、夏目さんから)等々いろいろ刺激を受けた番組でした。
NHKの4月からの番組改変で、BS1がニュースチャンネル化することに伴い、BS2にBS1の番組が流れてくる関係で、今回の32弾で一応のピリオドのような気配です。むむ〜、残念です〜。
紹介ってとこでは――
ムック?「BSマンガ夜話 ニューウェーブセレクション」
DVD「BSマンガ夜話 大友克洋/童夢」
この記事を書く際、ググって、なるほろ〜と思ったブログがあったんで、トラックバックしてきます。
ブログ「切られお富!」のエントリ「『BSマンガ夜話』&『BSアニメ夜話』」です。
この番組では、少女マンガへのアプローチの仕方とか、世代間の読まれ方とか、情報の受け方・捕らえ方という「マンガにおけるリテラシー」に関した話がいっぱい出てきました。
マンガ「あしたのジョー」のラストシーンを、どう読むか?
突然終わりになって、広げたままの大風呂敷に、「人気なかったか〜、むむ〜、あの大風呂敷、もしかしてこんなだったかな〜」と妄想したり……
マンガ「ドラゴンボール」の引き伸ばし連載に、人気シリーズの悲哀を感じたり……
うん、ホント、マンガ文化もまた、今の、あるいは今後の日本人の思考のベースにあるとすれば、リテラシー、高いんだと思いますね〜
本日で終わってしまうかもしれない、この番組続けてほし〜、NHK〜
______________________________________
って上までは、マンガ「鋼の錬金術師」の回の前に書いておきました。
で、今は翌日金曜。
いしかわ氏のHPに「まだ取り上げてない漫画は山ほどあるから」ってあるんで、番組継続を期待したいけど……。
なんだか、最終回として見ても、それなりにそれなりって感じで、なんかどきどきしてしまいましたよ。
そもそも今回のラインナップで、「鋼の錬金術師」は、やけに今時なセレクションだなと思っていました。
で、みなさんべた褒め、メディアミックス・月刊誌での成功等々……。
最終回なんじゃと、疑惑?の目で見てた私には、「これで番組も終わりますが、これからのマンガ界にも、新たな潮流が生まれてます。例えば、この『鋼の錬金術師』ですぅ〜!!」ってニュアンスを感じてしまう……ってのは、あまりに悲観的?!!
あんまりしたことありませんでしたが、マンガ夜話のHPの「ご意見・ご感想募集中 ! 」フォームに「続けて〜」って書き込んでしまいました〜
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久美沙織 著 「ドラゴンファーム」シリーズ第一弾
内容は、またアマゾンで^^
題名が「竜飼いの紋章―ドラゴンファーム〈1〉」って変わってますが、同じ……はず^^
私は、最初に出版されたプランニングハウス版で読みました。今手に入れやすいのは、ハヤカワ文庫版ってことで。
久しぶりに再読したこの本、個人的にちょっと思いいれもあります。
これ、近くの図書館に注文して買わせた本の一つです。しかもシリーズ3冊全部^^
図書館に行くと、何となく書架で探してしまい、ないと「よかった、よかった」、あると「……むむー、おまえ、お呼びがないのね……」とか思ってしまいますね。
今回、書架にあって「よしよし、レビューもどきをブログに書こうかな」と借りてきました。
で、――
10章では、やっぱり「にまにま」できるし、私は読み返してみて、あらためて好きになったけど……どうなんだろ、ちょっと今時だと直球すぎるのかな……?
主人公フュンフが抱える悩みがせつせつと語られ、恋あり、竜との交流あり、試練あり……。
今回読んで、ストーリー展開の直球さを強く感じ、その上で思ったのは、これは今言われる「ファンタジー」ってより、「童話」に近いかもってことでした。
じゃあ「ファンタジー」と「童話」の違いってなんなの?と問われると、また悩んじゃいますが^^
勿論どこどこ本を読んでいる人からすれば物足りない部分は、ひねり等々であるかもしれません。
一方、直球であることでのよさ、力強さもあるようにこれを読んで思いました。
うむむー、全然応援レビューになってないか……^^
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伊勢英子 著 産経児童出版賞受賞作
atkさんから教えていただいたグレイ3部作中2冊、これと「気分はおすわりの日」を、古本屋で げと!
どんな本かは左の表紙をクリックで^^と思ったら、「@niftyBook」だと出てないな^^ じゃあ アマゾンで
伊勢さん自身、また家族に対しても、かなり突き放し、クールに書かれている。
それが心地いいし、その一方で、画家という表現者としての資質もあるだろうが、愛犬グレイそのもの、グレイを通じて開けてゆく世界・認識に素直に反応し、紹介文にあるように「即興詩人」に変わってゆくところが、伸びやかで楽しい^^
ある意味で、この本の主人公はグレイではなく、伊勢さんですね。グレイに触発され変化してゆく伊勢さんの様子が楽しいです。
勿論、グレイもかわいいんですが^^
で、文庫版の書き下ろし「そして四年……」を読んで……
またいい年のおっさん、滂沱の涙ですぅ〜
……正直、パート2である「気分はおすわりの日」読むのが怖い……まだ1ページも読んでない……
ここらへんが、いくら犬がかわいいと思っても、結局のところ実際に飼おうとは思わない、私の小心さでしょう。
もう少し「覚悟」が出来た時に、「気分はおすわりの日」読むつもり……
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